クラリセージという精油がある。
クラリセージ精油は
「スクラレオール」という
女性ホルモン類似作用がある成分を
含んでいる。(プラナロム精油の場合)

スクラレオールは女性ホルモンの
「エストロゲン」と
分子構造が非常に似ているため
クラリセージ精油を使うと
体内でエストロゲンが分泌された時と
同じ作用を及ぼします。
なのでホルモンバランスの乱れにより起こる
生理不順や生理痛、更年期の症状などに
クラリセージを使うと良いわけです。
だけどクラリセージが使えない場合も
あります。
それは子宮や卵巣などの
女性ホルモンと関わりがある
疾患がある場合。
特にこうした疾患がなければ
問題がないのだけど
ホルモン依存型のガン疾患などには
逆に使うことができないのです。
これアロマ界では常識中の常識と
勝手に思い込んでたけど
この「使えない場合」の事を
アロマのお店の店員さんが知らなくて
女性ホルモンの不調時に
クラリセージを気軽にすすめてくる
という話を聞いて
とてもとてもビックリした。
アロマのお店で働いているなら
それぐらい最低限の知識として
知っていてほしい。
でも日本ではアロマ=癒しだから
そんな専門的な知識は必要ない?
医薬品じゃないのだから買った人の
自己責任?
それもそうかもしれないけど
アロマを扱うなら精油の禁忌は
最低限把握しといてほしい。
買った人がどんな使い方をするのかまでは
わからないけど
ただ香りをディフューザーで
楽しむだけかもしれないし
ルームスプレーにするだけかもしれないけど
もしかしたらクラリセージが良いと
どこかで聞いて
精油を治療に使おうとしたのかもしれない。
でもそれで症状が悪化してしまったら。
知らなかったで済むだろうか。
日本では精油は香りを楽しむだけの
リラックス目的だけの
癒しの存在である。
でも海外では薬局で処方されたりもするし
実は日本でも成分が医薬品に
配合されているものも多い。
精油は日本では薬と認められてはいないけど
精油に含まれている成分は日本でも
医薬品原料に指定されているものも多いのだ。
精油の禁忌が一般常識になる
なんてことは難しいと思うけど
でもホルモンの疾患に使えない精油
子供や高齢者妊産婦さんが使えない精油
紫外線、アレルギー、皮膚刺激など
そういうものがある、ということだけでも
知っていれば
いざ使おうとしたときに
調べたり聞いたりして
トラブルなく植物の恩恵をうけることが
できるかもしれない。
癒し、リラックスという
気軽なものだからこそ
アロマは多くの人に広まったけど
その弊害は考えさせられるものがある。
少なくともこのブログを読まれた方は
クラリセージの禁忌について
なんとなくでもいいので
覚えていてもらえると嬉しいなと
思います。
※クラリセージが使えない人には
他の精油で症状にアプローチします。
量子力学×潜在意識=自由な未来を描こう(^^♪
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