もう10年以上前だけど
私がとある整体チェーン店の店長をしていた時のこと
私に積極的に質問をしてくる新人研修生がいた。
「店長!すべり症って何ですか?」
「店長!腕が痛い人は何でですか?」
「店長!脚はなんで浮腫むんですか?」
などなど。
その度に私は丁寧に説明し
図を見せたり骨格模型で解説したり
その症状の対応の仕方を教えたりしていた。
やる気があるスタッフはどんどん教えて育てたいと思っていた。
店長業務を後回しにして
その研修生のために時間を割いていた。
そんなやり取りの毎日が2カ月くらい続いたある日
「店長〜!!○○って何ですか〜(≧∇≦)??」
って満面の笑みで聞いてきたその研修生の無邪気さに
私は突然気づいてしまった
この研修生は、初めて見た、気づいたことを
ただ私に
店長店長〜!!こんなの見つけたよー(≧∇≦)
店長店長〜!!こんなこと気づいたよー(≧∇≦)って
こんなの見つけた私をほめてー♪♪
こんなこと気づいた私をもっと見てー♪♪って
言ってるだけなんだなと。
そして
店長に直接教えてもらうことで
単に自己満足してるだけなんだなと。
私は瞬間的にとっさに言った。
「たまには自分で調べれば?」
多分その時の私は
全く表情のない顔で
感情のないビー玉のような目で
とりつくしまもなければ
言い訳するすきも与えない
そんな冷酷さを伴って
その研修生を真っ正面から
ただ見つめていたのだと思う。
その研修生は私の言葉にビックリして
何か言おうとしたけど
私の目を見て顔がこわばり
少しして無言で去っていった
その後私に質問をしてくることは2度となく
しばらくして他店に異動していった。
異動する直前
「店長は他の大人とは違うと思ってたのに」
みたいなことを言っていた。
その研修生は結局その後すぐ会社を辞めた。
今その研修生がどうしているのか知らないけど
今も人の時間を奪い続けているのだろうか。
今も「この人だけは私をわかってくれる」っていう人を求めて
虚無感を抱えながらさまよっているのだろうか。
こんなことを思い出したのは
私のことを
「氷」だとか「得意技は突き放し」
だとか散々言うから(笑)
普段からあの時のような冷酷さが
たまに漏れでているのだろうか。。。
(別に普通に優しいつもりなのに(笑)
でも確かにかまってちゃんには厳しいかも)
私一見「癒し系」と見られがちですが
癒し系ではありません。
氷系らしいです。
氷の女みたじゅんにみんな会いに来てね〜( *´艸`)






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