2009年04月26日

Into The Wild

『イントゥ・ザ・ワイルド』とゆうDVDを観ました。

実話を元にした話です。


裕福な家庭で育ち、優秀な成績で大学を卒業したクリスは
親にも妹にも誰にも何も言わずにひっそりと旅立つ

預金を全額寄付し
車を捨て
カードを捨て
名前を捨てて

一人アラスカの荒野へと向かう


旅の途中様々な人と出逢い別れそしてまた出逢い
様々な人の愛に触れ
様々なことを学び
そしてまた北へと旅立つ


複雑な家庭環境で育ち
抑圧された偽りの家族を演じていたクリス

この世の中も
家族も
そして自分さえも虚像

権力、規則、お金にまみれた物質社会から抜け出し
本当の自分を探すため
存在の真理を追究するため

たった一人で
誰にも何にも縛られず
人間社会に侵されていない特別な場所へ


2年の歳月をかけ、たどり着いたアラスカは
雪が深く深く降り積もるマイナス30度の極寒の地
この地でクリスは孤独な113日間を過ごす

無から一つ一つルールを作り
毎日生きていることを実感し
存在の意義を見出していく


しかし荒野はあまりにも厳しく
野生動物の強さと人間の弱さを思い知らされる


自分の居場所がここにはないことを悟った時
初めて孤独を感じ
恐怖を感じ
幸福の真理に気づく
「幸福が現実となるのは
 それを誰かと分かち合った時だ」



クリスの旅はかなり「クレイジー」だ。
「死ぬため」に行ったようなもの
でも逆なんだ。
「生きるため」に極限の地に行ったのだ。

クリスのように何もかも捨てて旅立つことはできないけれど
旅に対する絶対的な憧れは私にもある。

気の向くままに放浪し
その時その時の感動を糧に
またフラフラとあての無い旅に出る。

私は断然南の島派だったけど
この映画を見て
「極限のアラスカもいいなあ。。。」
とちょっと思ってしまいました。

でも私が1人でアラスカに行ったら
きっと3日ももたないねたらーっ(汗)

posted by 三田ちゃん at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD
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